「ChatGPTを使ってみたいけれど、何から始めればいいの?」
「登録したあと、どこに質問を入力すればいい?」
「難しい設定をしないと使えないの?」
ChatGPTに興味はあっても、最初の操作で迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
しかし、基本的な使い方はそれほど難しくありません。
ChatGPTを開いて、
「○○について教えてください」
と入力するだけでも利用できます。
この記事では、40代・50代のChatGPT初心者の方に向けて、
- ChatGPTを始める方法
- 基本的な質問方法
- 回答を改善する方法
- 新しいチャットの使い方
- 画像やファイルを使う方法
- 仕事で使える質問例
- 初心者が注意したいポイント
を順番に解説します。
パソコン操作やAIに詳しくない方でも実践できる内容にしていますので、実際にChatGPTを開きながら試してみてください。
目次
ChatGPTを始めるのに特別な知識は必要ない
ChatGPTを利用するために、プログラミングなどの専門知識を覚える必要はありません。
基本的には、普段使っている日本語で質問できます。
たとえば、
「東京の観光スポットを5つ教えてください」
「取引先へのお礼メールを作ってください」
「この文章をもっと読みやすくしてください」
といった具合です。
ChatGPTへ入力する質問や指示は「プロンプト」と呼ばれます。
「プロンプト」と聞くと難しそうですが、最初のうちは、
プロンプト=ChatGPTへの質問・お願い
くらいに考えておけば十分です。
ChatGPTを始める方法
まずChatGPTを利用してみましょう。
WebブラウザからChatGPT公式サイトへアクセスします。
検索サイトを利用する場合は、偽サイトなどを避けるためにも、運営元がOpenAIであることを確認してください。
現在、対応している地域ではアカウントを作成する前にChatGPTを試すこともできます。
画面に表示されるメッセージ入力欄に質問を入力すれば、ChatGPTとの会話を始められます。
アカウントを作ったほうがいい?
少し試してみるだけなら、アカウントなしで利用できる場合があります。
一方、継続してChatGPTを利用するのであれば、アカウントを作成してログインしておくと便利です。
ログインすると、会話を保存して後から確認するなどの使い方ができます。
仕事や日常生活で継続的にChatGPTを使いたい方は、公式サイトの案内に従ってアカウントを設定するとよいでしょう。
なお、ChatGPTの画面や登録方法、提供される機能などは変更される場合があります。
この記事では細かなボタン名よりも、「ChatGPTをどう使えばよいか」という基本操作を中心に説明していきます。
まずChatGPTに質問してみよう
ChatGPTを開いたら、メッセージを入力する欄があります。
ここに質問を入力して送信します。
最初は難しい質問をする必要はありません。
たとえば、
「生成AIについて初心者向けに説明してください」
と入力してみましょう。
ChatGPTが質問に対する回答を生成します。
これだけで最初の操作は完了です。
つまり基本操作は、
①質問を入力する
↓
②送信する
↓
③ChatGPTの回答を読む
というシンプルな流れです。
ChatGPTは1回の質問で終わりではない
ChatGPTの便利なところは、最初の回答をもとにさらに質問できることです。
たとえば、
「生成AIについて初心者向けに説明してください」
と質問したところ、少し難しい回答が返ってきたとします。
その場合は、
「もっと簡単に説明してください」
と入力します。
さらに、
「具体例を3つ教えてください」
と質問しても構いません。
このように、
質問 → 回答 → 追加質問 → 回答
という形で会話を続けられます。
最初から完璧な質問を作ろうとする必要はありません。
ChatGPTの回答が気に入らないときはどうする?
初心者の方にぜひ覚えてほしいのが、
「ChatGPTの最初の回答をそのまま使う必要はない」
ということです。
たとえばChatGPTにメールを書いてもらったものの、
「ちょっと堅すぎるな」
と思ったとします。
そんなときは、
「もう少しやわらかい文章にしてください」
と伝えます。
文章が長すぎるなら、
「200文字程度に短くしてください」
専門的すぎるなら、
「専門用語を使わず、初心者にもわかるようにしてください」
と追加します。
ChatGPTは、同じ会話の中で前のやり取りを踏まえて回答できます。
そのため、
一度で完璧な回答を出してもらうより、会話しながら完成させる
という使い方がおすすめです。
良い回答をもらうための基本的な質問方法
ChatGPTに慣れてきたら、質問するときに少し情報を追加してみましょう。
特に初心者の方に覚えてほしいのが、次の4項目です。
①誰向けなのか
②何をしてほしいのか
③どのような目的なのか
④条件は何か
たとえば、
「メールを作ってください」
だけでもChatGPTは回答できます。
しかし、
「取引先に送る打ち合わせのお礼メールを作ってください。初めて取引する会社です。丁寧ですが堅すぎない文章で、300文字以内にしてください」
と入力すれば、目的をより具体的に伝えられます。
初心者向けプロンプトの基本形
難しいプロンプトを覚える必要はありません。
まずは次の形を覚えておくと便利です。
「○○向けに、○○を作ってください。○○という条件でお願いします。」
たとえば、
「新入社員向けに、社内研修のお知らせを作ってください。300文字以内で、わかりやすい文章にしてください。」
という具合です。
仕事でも日常生活でも応用できます。
実際にChatGPTでメールを作ってみよう
ここからは実践です。
たとえば取引先との打ち合わせが終わったあと、お礼メールを作るとします。
ChatGPTに次のように入力してみましょう。
「取引先へ送る打ち合わせのお礼メールを作ってください。初めて打ち合わせをした相手です。丁寧で簡潔な文章にしてください。」
ChatGPTがメールの下書きを作成します。
少し堅いと感じたら、
「もう少し親しみやすい文章にしてください。」
と続けます。
長すぎる場合は、
「200文字程度にしてください。」
と追加します。
このように、
ChatGPTに下書きを作ってもらう
↓
希望を追加する
↓
文章を調整する
↓
自分で内容を確認する
という流れで利用できます。
仕事でChatGPTを使うなら、この方法から始めるとわかりやすいでしょう。
新しい話題では「新しいチャット」を使おう
ChatGPTでは複数の会話を分けて利用できます。
たとえば、
「取引先へのメール作成」
について会話していたあと、
「週末の旅行計画」
について質問したくなったとします。
まったく違う内容なら、新しいチャットを開始すると整理しやすくなります。
ChatGPTでは「新しいチャット」を選択すると、新しい会話を始められます。
仕事で使う場合も、
「○○会議の資料」
「○○のお知らせ作成」
「ブログ記事作成」
など、テーマごとにチャットを分けておくと後から見つけやすくなります。
ChatGPTに画像を見てもらう方法
対応している環境では、ChatGPTに画像を追加して質問できます。
たとえばパソコン操作でわからない画面が表示された場合、そのスクリーンショットを添付して、
「この画面では次に何をすればいいですか?」
と質問するといった使い方があります。
ほかにも、
「このグラフから読み取れることを教えてください」
「この画像の内容を説明してください」
などの質問ができます。
文章だけで状況を説明するのが難しい場合に便利です。
ただし、画像に個人情報や会社の機密情報が写っていないか、アップロードする前に確認しましょう。
PDFなどのファイルを使うこともできる
ChatGPTでは、対応する環境でドキュメント、スプレッドシート、画像などのファイルを扱えます。
たとえばPDF資料を追加して、
「この資料の重要なポイントを5つにまとめてください」
と質問するといった使い方があります。
さらに、
「この資料を初心者にもわかるように説明してください」
「○○について書かれている部分を探してください」
などと質問することもできます。
長い資料を扱う際の補助として便利な機能です。
ただし、AIが資料を正確に理解しているとは限りません。
契約書など重要な資料については、ChatGPTの回答だけで判断せず、必ず元の文書も確認しましょう。
ChatGPTを仕事で使うなら、まずこの5つから
40代・50代の方が仕事でChatGPTを始めるなら、いきなり高度な使い方を覚える必要はありません。
まずは次のような身近な作業がおすすめです。
1.メールの下書き
「取引先へのお礼メールを作ってください。」
2.文章をわかりやすくする
「次の文章を読みやすく修正してください。」
3.長い文章をまとめる
「次の文章の重要ポイントを5つにまとめてください。」
4.アイデアを出してもらう
「○○についてアイデアを10個出してください。」
5.メモを整理する
「次のメモを『決定事項』『今後やること』『確認事項』に分けて整理してください。」
これだけでも仕事のさまざまな場面で活用できます。
事務職ならこんな使い方もできる
事務職の方なら、たとえば次のような質問が考えられます。
「社内会議の日程変更を伝えるメールを作ってください。」
「以下の箇条書きを新人向けマニュアルとして整理してください。」
「この文章を社外向けの丁寧な表現にしてください。」
「会議メモから重要事項だけ抜き出してください。」
「業務改善のアイデアを10個出してください。」
特に文章作成・整理・アイデア出しは、初心者でも試しやすい使い方です。
ChatGPTを上手に使うコツは「役割を与える」こと
少し慣れてきたら、
「あなたは○○です」
と役割を指定する方法もあります。
たとえば、
「あなたは文章編集の専門家です。次の文章を40代・50代の初心者にも読みやすい文章に修正してください。」
という具合です。
ただし、役割を指定したからといって、ChatGPTが本当にその資格や専門性を持つ人物になるわけではありません。
あくまで、どのような視点・形式で回答してほしいかを伝えるための指示として利用します。
「わからない」ときはChatGPT自身に聞いてみる
ChatGPTをどう使えばいいかわからなければ、それ自体をChatGPTに質問しても構いません。
たとえば、
「私はChatGPT初心者です。仕事で使える簡単な活用方法を5つ教えてください。」
と質問します。
さらに自分の職業を加えて、
「私は事務職です。毎日の仕事でChatGPTを活用できる方法を10個教えてください。」
とすれば、自分に合った活用方法を考える材料になります。
ChatGPTの回答は必ず確認する
ChatGPTを使ううえで非常に重要なのが、
回答内容を人間が確認すること
です。
ChatGPTは自然で説得力のある文章を作成できますが、回答に誤った情報が含まれる可能性があります。
特に、
- 日付
- 金額
- 法律
- 税金
- 医療
- 契約
- 商品の料金
- サービスの最新情報
などは注意が必要です。
重要な情報については、公式サイト、公的機関など信頼できる情報源で確認しましょう。
個人情報や会社の機密情報を入力しない
仕事でChatGPTを使う場合は、入力する情報にも注意してください。
特に、
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 顧客情報
- 患者・利用者等の個人情報
- パスワード
- 社外秘資料
- 未公開情報
などを安易に入力しないようにしましょう。
会社で生成AIを利用する場合は、勤務先のAI利用ルールや情報セキュリティ規程も確認してください。
初心者がやってしまいがちな3つの失敗
1.一度の質問で諦める
思った回答が出なかったからといって、
「ChatGPTは使えない」
と判断するのは早いです。
「もっと簡単に」
「もう少し短く」
「具体例を入れて」
などと追加してみましょう。
2.質問が短すぎる
「メール作って」
だけでも回答はできますが、目的や相手、文章の雰囲気などを伝えたほうが希望に近づきやすくなります。
3.回答をそのまま信用する
AIが作った文章だから正しいとは限りません。
最終確認は必ず自分で行いましょう。
最初の10分で試してほしい練習
ここまで読んだら、実際にChatGPTを使ってみましょう。
最初は次の文章を入力してみてください。
「私はChatGPT初心者です。40代・50代でも簡単にできるChatGPTの活用方法を5つ教えてください。」
回答が表示されたら、
「仕事で使えるものだけに絞ってください。」
と追加します。
さらに、
「1番について、具体的な使い方を教えてください。」
と質問します。
これだけでも、
質問する → 条件を追加する → 回答を深掘りする
というChatGPTの基本操作を体験できます。
40代・50代は「プロンプトを覚える」より実際に使うことが大切
インターネットでChatGPTについて調べると、
「プロンプトテクニック」
「AI活用術」
など、さまざまな情報が出てきます。
もちろん、慣れてから勉強するのは有効です。
しかし、最初から大量のプロンプトを暗記する必要はありません。
まずは、
「これを手伝ってください」
とChatGPTに話しかけてみてください。
回答を見て、
「もう少し○○してください」
と追加します。
この繰り返しだけでも、ChatGPTの基本的な使い方を身につけられます。
まとめ|ChatGPTはまず「1つ質問する」ことから始めよう
今回はChatGPTの始め方と基本的な使い方を紹介しました。
ポイントをまとめると、
- ChatGPTは普段の日本語で質問できる
- 最初から難しいプロンプトは必要ない
- 1回の質問で終わらず追加質問できる
- 条件を具体的にすると目的に合った回答を得やすい
- 文章作成・要約・整理・アイデア出しなど仕事にも活用できる
- 対応する環境では画像やファイルも扱える
- AIの回答が必ず正しいとは限らない
- 個人情報や機密情報の取り扱いには注意する
- 最終確認は人間が行う
ということです。
40代・50代から始めても遅くありません。
まずはChatGPTを開いて、
「私の仕事でChatGPTを活用する方法を5つ教えてください」
と質問してみるところから始めてみましょう。
実際に使ってみることが、ChatGPTを理解する一番の近道です。
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参考情報
本記事は、OpenAIの公式情報を確認して作成しています。
・OpenAI Academy「ChatGPTを始める」
・OpenAI Help Center「ChatGPTとは:FAQ」
・OpenAI Help Center「ChatGPTホームページ」
・OpenAI Help Center「ChatGPTの機能概要」
※ChatGPTの画面、機能、プラン、利用上限等は変更される場合があります。実際に利用する際にはOpenAI公式サイトで最新情報をご確認ください。
