「ChatGPTを使い始めたけれど、質問する以外に何ができるの?」
「仕事に使えると聞いたけれど、具体的な使い方がわからない」
「40代・50代でも活用できる?」
そんな疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
ChatGPTは質問に答えてもらうだけのサービスではありません。
文章作成、要約、アイデア出し、翻訳、情報整理など、さまざまな作業を手伝ってもらえます。
対応している環境では、画像やファイルを扱ったり、Webを検索したり、表やグラフを作成したりすることもできます。
この記事では、ChatGPT初心者の方に向けて、仕事や日常生活で使いやすい活用方法を15個紹介します。
すべてを一度に覚える必要はありません。
「これは自分の仕事にも使えそう」
と思うものを1つ見つけて、実際に試してみてください。
目次
ChatGPTでできることは想像以上に多い
ChatGPTは、OpenAIが提供するAIアシスタントです。
人間と会話するように日本語で質問したり、作業をお願いしたりできます。
代表的なものだけでも、
- 質問への回答
- 文章作成
- 文章の書き換え
- 要約
- アイデア出し
- 翻訳
- Web検索
- 画像の分析
- 画像生成
- ファイルの分析
- データ分析
などがあります。
難しいプログラムを書かなくても、
「○○してください」
と普通の言葉でお願いできるのが特徴です。
それでは、初心者でも使いやすい活用方法を具体的に見ていきましょう。
ChatGPTでできること15選
1.わからないことを質問する
もっとも簡単な使い方です。
ChatGPTに知りたいことを質問します。
たとえば、
「生成AIとは何ですか?初心者にもわかるように説明してください」
と入力します。
回答が難しければ、
「もっと簡単に説明してください」
と追加すれば構いません。
さらに、
「具体例を3つ教えてください」
と続けることもできます。
検索して複数のWebサイトを読む前に、まず概要をつかみたいときにも便利です。
ただし、ChatGPTの回答が必ず正しいとは限りません。
重要な情報や最新情報については、公式サイトなどでも確認しましょう。
2.メールの下書きを作る
仕事で使いやすいのがメール作成です。
たとえば、
「取引先への打ち合わせのお礼メールを作ってください。丁寧で簡潔な文章にしてください。」
と入力します。
文章が作成されたら、
「もう少しやわらかい表現にしてください」
「200文字程度にしてください」
などと調整できます。
毎回ゼロから文章を考える必要がなくなるため、メール作成に時間がかかる方には便利です。
ただし、相手の名前、日時、金額などに間違いがないか、送信前には必ず自分で確認しましょう。
3.文章を読みやすく修正する
「文章を書いたけれど、なんとなく読みづらい」
というときにもChatGPTを利用できます。
自分が書いた文章を入力して、
「次の文章を読みやすく修正してください。」
とお願いします。
ほかにも、
「丁寧な文章にしてください」
「もっと親しみやすくしてください」
「社外向けの表現にしてください」
「初心者にもわかる文章にしてください」
などと指定できます。
メール、お知らせ、ブログ、SNS投稿など幅広く活用できます。
4.長い文章を要約する
長い文章を読む時間がない場合には、要約を依頼できます。
たとえば、
「次の文章を300文字程度に要約してください。」
または、
「重要なポイントを5つ、箇条書きにしてください。」
と入力します。
対応するファイルであれば、文書そのものをアップロードして内容について質問することもできます。
長い資料の概要をつかむときなどに便利です。
ただし、AIによる要約では重要な情報が省略されたり、内容を誤って解釈したりする可能性があります。
重要な資料は必ず原文も確認してください。
5.アイデアを出してもらう
何かを考えようとしても、
「なかなかアイデアが出てこない」
ということがあります。
そんなときにもChatGPTを利用できます。
たとえば、
「社内イベントのアイデアを10個考えてください。」
「40代・50代向けブログの記事タイトルを20個考えてください。」
「商品のキャッチコピー案を10個出してください。」
などです。
ChatGPTのアイデアをそのまま採用する必要はありません。
たくさんの候補を出してもらい、
「この中から自分で選ぶ」
という使い方がおすすめです。
6.箇条書きのメモを文章にする
仕事中に、
「とりあえず箇条書きでメモした」
ということはありませんか?
そのメモをChatGPTに渡して、文章として整理してもらうことができます。
たとえば、
「会議10月10日」
「参加者20人」
「会議室A」
「資料は前日まで」
というメモがあったとします。
これを入力して、
「このメモを社内向けの会議案内にしてください。」
とお願いします。
ChatGPTが文章の形に整えてくれます。
文章を一から考えるより、まず必要事項を箇条書きにしてChatGPTに整理してもらう方法も便利です。
7.会議メモを整理する
会議中に書いたメモは、後から見るとわかりにくいことがあります。
ChatGPTに、
「次の会議メモを『決定事項』『確認事項』『今後やること』に分けて整理してください。」
とお願いできます。
たとえば、
【決定事項】
【確認事項】
【今後やること】
という形に整理してもらえば、会議後の情報を確認しやすくなります。
ただし、会議内容に会社の機密情報や個人情報が含まれる場合は、勤務先のAI利用ルールを確認してください。
8.マニュアルのたたき台を作る
普段何気なく行っている作業を、新人へ教えるためにマニュアル化することがあります。
そんなときもChatGPTを利用できます。
まず作業手順を箇条書きにします。
そして、
「次の作業手順を新人向けのマニュアルとして整理してください。注意点もわかるようにしてください。」
と依頼します。
ChatGPTに文章のたたき台を作ってもらい、実際の業務内容に合わせて人間が修正します。
「白紙からマニュアルを書く」より始めやすくなるでしょう。
9.文章を翻訳する
ChatGPTは翻訳にも利用できます。
たとえば英文を入力して、
「次の英文を自然な日本語に翻訳してください。」
とお願いできます。
反対に、
「次の日本語をビジネス向けの英語にしてください。」
という使い方もできます。
さらに、
「もっと簡単な英語にしてください」
「丁寧な表現にしてください」
などと調整できます。
ただし、契約書など正確性が非常に重要な翻訳については、AIだけで判断せず、専門家などによる確認が必要です。
10.Webで最新情報を調べる
現在のChatGPTにはWeb検索機能があります。
最新情報が必要な質問では、インターネットを検索して、情報源を示しながら回答できる場合があります。
たとえば、
「○○サービスの現在の料金を公式サイトで調べてください。」
「今週発表された○○について調べてください。」
などです。
ここで重要なのが、
「Webで検索して」「公式サイトを確認して」「出典を付けて」
などと伝えることです。
最新情報を扱う場合には、回答だけを見るのではなく、表示された出典を自分でも確認すると安心です。
11.画像について質問する
対応している環境では、画像やスクリーンショットをChatGPTに追加して質問できます。
たとえばパソコン画面のスクリーンショットを添付して、
「この画面について初心者向けに説明してください。」
と質問できます。
ほかにも、
「このグラフから読み取れることを教えてください。」
「この写真に写っているものを説明してください。」
といった使い方があります。
文章だけでは状況を説明しにくいときに便利です。
ただし、スクリーンショットに氏名、メールアドレス、顧客情報などが写っていないか、アップロード前に確認しましょう。
12.画像を作成する
ChatGPTでは、文章で指示して画像を生成することもできます。
たとえば、
「明るいオフィスでノートパソコンを使って仕事をしているイメージ画像を作ってください。」
といった具合です。
さらに、
「人物を入れないで」
「写真のような雰囲気にして」
「正方形にして」
など、希望する条件を追加できます。
ブログのイメージ画像、資料のビジュアルなど、さまざまな用途が考えられます。
生成画像を公開・商用利用するときは、利用サービスの規約や第三者の権利なども確認しましょう。
13.PDFやWordなどのファイルを整理・要約する
対応している環境では、ChatGPTにファイルをアップロードして作業できます。
OpenAI公式では、PDF、DOCX、XLSX、CSV、TXT、画像など、さまざまな形式のファイルを扱えることが案内されています。
たとえばPDFを追加して、
「この資料を初心者向けに要約してください。」
Word文書なら、
「この文章を読みやすく修正してください。」
といった使い方ができます。
ほかにも、
「このPDFから重要な日付を抜き出してください。」
「この資料のリスクと課題を整理してください。」
などの依頼も考えられます。
長い資料を扱うときに便利です。
14.Excel・CSVなどのデータを分析する
ChatGPTでは、対応している環境でExcelやCSVなどのデータを分析することもできます。
たとえば売上データを用意して、
「月別の売上を集計してください。」
「前年と比較してください。」
「売上が大きく変化した月を教えてください。」
などと依頼できます。
OpenAI公式では、アップロードしたデータについて質問したり、傾向や外れ値を調べたり、表やグラフを作成したりできると案内されています。
数字が苦手な方でも自然な日本語で質問できる点は便利です。
ただし、重要な集計や経営判断に利用する場合には、元データや計算結果も必ず確認しましょう。
15.自分専用の「相談相手」として使う
ChatGPTの便利な使い方として最後に紹介したいのが、考えを整理するための相談相手として使う方法です。
たとえば、
「仕事を効率化したいのですが、何から始めればいいかわかりません。私に質問しながら整理してください。」
とお願いできます。
また、
「ブログを始めたいので、テーマを決めるために必要な質問を1つずつしてください。」
といった使い方もできます。
ひとりで考えていると頭の中がまとまらないことがあります。
ChatGPTと会話しながら、
考える → 答える → 整理する
という方法も活用できます。
ただし、重要な判断そのものをAI任せにするのではなく、最終的には自分自身で判断しましょう。
ChatGPTは仕事でどこまで使える?
ここまで15種類の活用方法を紹介しました。
特に仕事で使いやすいものをまとめると、
- メール作成
- 文章修正
- 要約
- 会議メモ整理
- マニュアル作成
- アイデア出し
- 翻訳
- 情報収集
- PDFなどの資料整理
- Excel・CSVデータの分析
などがあります。
「仕事を全部AIに任せる」のではなく、
面倒な作業の一部をChatGPTに手伝ってもらう
という考え方から始めるのがおすすめです。
40代・50代におすすめなのは「毎日やっている作業」
ChatGPT初心者の場合、
「15個もあると、どれから始めればいいかわからない」
と思うかもしれません。
そんな方は、
毎日の仕事で繰り返している作業
をひとつ探してください。
たとえば、
「毎日メールを何通も書いている」
のであれば、メール作成から始めます。
「会議後の文章整理に時間がかかる」
のであれば、メモ整理を試します。
「社内のお知らせをよく作る」
のであれば、文章作成を試します。
ChatGPTを使うこと自体を目的にするのではなく、
「今まで30分かかっていた作業を少し楽にできないか?」
という視点で考えると、活用方法を見つけやすくなります。
初心者ならまずこの3つから試してみよう
15種類すべてを試す必要はありません。
最初は、
①メールを作る
「取引先へのお礼メールを作ってください。」
②文章を直す
「次の文章を読みやすくしてください。」
③アイデアを出す
「○○についてアイデアを10個出してください。」
この3つから始めてみてください。
操作に慣れてきたら、要約、ファイル、データ分析などへ少しずつ広げていけばよいでしょう。
ChatGPTを仕事で使うときの注意点
便利だからこそ、注意すべきこともあります。
AIの回答をそのまま信用しない
ChatGPTは間違った回答を生成することがあります。
文章が自然だからといって、内容まで正しいとは限りません。
日付、料金、制度、法律、医療、税金など重要な情報については、公式サイトや公的機関などでも確認しましょう。
個人情報や機密情報に注意する
仕事で利用する場合、
- 顧客情報
- 氏名や住所
- 電話番号
- パスワード
- 社外秘資料
- 未公開情報
- 機密性の高い業務データ
などを安易に入力しないよう注意しましょう。
勤務先に生成AIの利用ルールがある場合は、そのルールを優先してください。
最終確認は人間が行う
ChatGPTは便利な「仕事の補助ツール」として考えるとよいでしょう。
基本は、
自分が指示する
↓
ChatGPTが作る
↓
自分が確認する
↓
必要なら修正する
という流れです。
特に仕事で使用する文章やデータは、必ず最後に自分で確認しましょう。
ChatGPTを使える人と使わない人で差がつく?
生成AIを使えば必ず仕事ができるようになる、という単純な話ではありません。
しかし、
「文章の下書きを作る」
「情報を整理する」
「アイデアを広げる」
といった作業をAIに手伝ってもらえるようになると、自分が本来考えるべき仕事に時間を使いやすくなる可能性があります。
重要なのは、
ChatGPTに何を任せて、何を自分で判断するのか
を考えることです。
生成AIを単なる流行として見るのではなく、「仕事を助けてもらう道具のひとつ」として少しずつ使ってみるとよいでしょう。
まとめ|ChatGPTは「質問するだけ」ではない
今回は、ChatGPTでできることを15個紹介しました。
ChatGPTでは、
- 質問する
- メールを作る
- 文章を修正する
- 文章を要約する
- アイデアを出す
- メモを文章にする
- 会議メモを整理する
- マニュアルのたたき台を作る
- 翻訳する
- Webで最新情報を調べる
- 画像について質問する
- 画像を作る
- PDFやWordなどのファイルを扱う
- Excel・CSVなどを分析する
- 考えを整理する相談相手として使う
といった活用方法があります。
40代・50代の初心者の方が、最初からすべて覚える必要はありません。
まずは、
「毎日面倒だと思っている仕事を1つChatGPTに手伝ってもらう」
ところから始めてみてください。
メール1通でも構いません。
実際に使ってみると、
「これもChatGPTに手伝ってもらえるのでは?」
という使い方が少しずつ見つかってきます。
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→【使い方】ChatGPTの始め方・使い方|初心者向けに基本操作を解説
→【次の記事】生成AIを使うときの注意点7つ|初心者が知っておきたい安全な使い方
参考情報
本記事はOpenAIの公式情報を確認して作成しています。
・OpenAI Help Center「ChatGPTの機能概要」
・OpenAI Help Center「ChatGPTによるデータ分析」
・OpenAI Academy「ChatGPTでファイルを使う」
・OpenAI Help Center「ChatGPTでウェブを検索する」
※ChatGPTの機能、利用できるツール、利用上限、プランなどは変更される場合があります。利用時にはOpenAI公式サイトで最新情報をご確認ください。
